経営者の目が届く 少数精鋭のチームで右肩上がりに成長! 「ヒムカ食品」|宮崎県都城市ふるさと納税特設サイト

経営者の目が届く 少数精鋭のチームで右肩上がりに成長! 「ヒムカ食品」

 工場をつくるため、自分たちで草むしり、コンクリート塗りから始め、創業からわずか5年半で年商約10億円!都城市で急成長企業として注目されている「ヒムカ食品」。ここではさまざまな企業の要望に応じ、鶏・豚・牛の加工品を製造しています。その舵をとっているのが、取締役兼工場長の前原英介さん。前原さんは強いリーダーシップと企画力、営業力で今日もスタッフを率いています。「創業から今まで、1日として同じ日はありませんでした。常に予定は未定(笑)。だからこそ面白い!毎日、何かと問題は発生しますが、答えは常に現場にしか落ちていない。だからこそ、毎日工場にいるようにしています」と前原さん。常に現場主義の前原さん。本社工場の工場長・竹之内俊哉さんも交え、この5年半の軌跡を伺いました。

 

不思議な縁に導かれ、
起業することに。

 高校卒業後、食品加工場へ就職。工場長として10年間勤務していた前原さん。その会社が倒産し、今後について思いあぐねていた頃、ひとりの会社経営者との出会いがありました。「知人のお父様だったのですが、20代の頃、その方を見かけたことがあって〈なんてかっこいい人なんだ!オーラがすごい!〉と思ったんです。その時は言葉を交わすこともなかったのですが、数年後、自分が会社を辞めるということを息子さんから聞きつけ、なぜか〈会ってみようか〉と声をかけてくれたんです。その場で〈自分が工場長をしていた頃、一緒に働いてくれていたスタッフたちとまた働きたい!起業したい〉と思いを伝えたところ、〈じゃあ、やってみろよ!人が一番の宝やぞ。自分は今からがんばる人を応援したい!〉と応援してもらえることに。本当に不思議な縁をいただきました」。その知人の父親とは「ヒムカ食品」の現会長。成形肉を日本で最初につくった人物として食肉加工業界では知らない人がいないほどの有名人。こうして、会長が前原さんに出資し、「ヒムカ食品」が船出することとなりました。

 

自ら工場をつくることからスタート。
小回りの良さが功を奏し、
大手企業と取引がスタート。

 起業後はとにかく多忙な日々。枝肉工場だった場所を借り、自分たちの手で工場をつくりはじめました。「集まってくれたスタッフと一緒に草むしりをし、コンクリートを塗り、壁を貼る。すべてが手探りでしたね。寝る暇もなかったです。みんなに来てもらった手前、自分が仕事もとってこないと!と、営業活動も必死でした」。前原さんと会長の人脈を駆使しながら原材料を調達し、営業にも東奔西走する日々…。

 そんな頃、熊本地震が発生!前原さんの元に、現地で活動する自衛隊のための食事を調達できないかという連絡が入りました。「野菜炒めや牛丼など、湯煎して食べられる個食をつくって、2日に1回現地に運びました。2日で1万食程つくりましたよ。振り返ればこれが最初の大きな受注だったかもしれません」。

 こうしたスピーディで柔軟な対応力が評判となり、徐々に取引先も増加。現在「ヒムカ食品」では大手流通の鶏炭火焼(下写真)、大手ピザチェーンの炭火焼牛カルビのトッピング、コンビニ弁当の牛カルビ炭火焼など、多くの企業のPB(プライベートブランド)商品を手掛けています。「都城で鶏・豚・牛、三種類全部の加工をやっているところは少ない。これはうちの強みですね。また、うちは小ロットから受注でき、小回りがきく。最初は少しずつ始め、お客様の反応がよければ仕入れの量を増やせるので得意先にとってリスクが少ないんです」。

 時間が許す限り、工場に立つ前原さん。いつもスタッフのみなさんには「安心・安全は当たり前。自分が食べたいもの、家族に食べさせたいと思える商品をつくりなさい」「食品を扱うということは人の健康を害することもある。それだけの商品を扱っているという意識を忘れないように」と伝えているそう。その言葉をみんなで共有し、日々美味しい商品が生まれています。

 

答えをすぐに求めずに、自分で考え
みんなで共有し、解決する!

 もちろんすべてが順調だったわけではありません。「毎日、目標生産量を決めていますが、予定通りになったことがない。自分だったらこれくらいはできる!と思っても、ほかの人もそうとは限りません。逆に、予定よりも多くできた!という日もある。生産管理や人の管理は本当に難しいです」。

 そう語る前原さんですが、大手食肉加工会社から転職した竹之内さんは、前原さん流の人材育成術を尊敬しているそうです。「工場というのはチームプレー。どんな監督がチームを率いるかが大切です。私も日々悩んだ時、前原さんに助言を求めていますが、いつも正解を伝えるのではなく、ちゃんと自分で考える余地を残すような伝え方をしてくれるんです。人を育てていくうえで、そこは大切だと気づかされます」。

 「人を育てることは苦手ですよ(笑)。だからこそ、それぞれのスタッフが自分で考えて動ける、そんな環境をつくっていきたい。うちは少数精鋭なので、ひとりひとりに力がつかないと会社が成り立たないんです。自分でできないと思うなら、できる人を見つければいいと思うんです。実は私はパソコンが苦手。でも、人はひとりじゃできないことだらけなんだから、できる人にやってもらえばいい。何事も自分で考えて、みんなで共有して、解決していけばいいと思うんです」と前原さん。ひとりひとりが自分の得意を伸ばし、そのジャンルでプロになっていく。ここにも「ヒムカ食品」の強さがあるようです。

 

規模を拡張せず、
次の経営者を輩出したい

 順調に成長を続ける「ヒムカ食品」。今後の目標を伺ってみると「規模拡大は考えていない」と意外な答えが返ってきました。「自分が面倒を見ることができるのは20人くらいが精一杯。スタッフは家族みたいなものですから、みんなで食事に行こう!となった時にそれくらいの人数がちょうどいいかなと思うんです(笑)。

 いずれスタッフには独立開業してほしいと考えています。経営者になれるくらいの人に育ってほしいし、彼らが独立したら、経営者同士いい仲間になりたい。自分が起業した時も、都城のいろんな企業の方に助けてもらいました。都城は本当に人が温かい土地。お互い助け合おうという気概があるんです。彼らがそうなってくれる日が楽しみでなりません」。自分で考え、行動できる。前原さんの背中を追い、独立開業する人が誕生する日も遠くなさそうです。

 

 

<編集部コメント>

会長からは厳しく育てられているという前原さん。会長は前原さんにとって父親的存在で、前原さんのお子さんにとっても祖父のような存在なのだとか。家族のような感覚で事業を営んでいくことが成長の秘密なのかもしれません。(N)

 

取材当日は鶏の炭火焼を製造。焼き具合を見ながら、1片1片にすべて火が入るよう、手作業で丁寧につくられている

 

鶏の炭火焼は大手流通に卸しており、全国で「ヒムカ食品」で製造されたものが提供されている

 

都城市ふるさと納税返礼品の発送も工場で行われている

 

封入や検品も人の目が行き届いている。金属探知機なども使い、異物混入も防いでいる

 

オリジナルの焼肉ダレを使い「牛カルビの炭火焼き」や「牛丼(焼肉風)」などバラエティ豊かな商品を展開

ご紹介したお礼の品

必要寄附金額: 10,000円

必要寄附金額: 10,000円

必要寄附金額: 10,000円

必要寄附金額: 15,000円

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