子どもたちを見守る町の酒屋&駄菓子屋さん「酒匂酒店」|宮崎県都城市ふるさと納税特設サイト

子どもたちを見守る町の酒屋&駄菓子屋さん「酒匂酒店」

 小学校の前にあり、毎日、夕方になると小学生で賑わう「酒匂酒店」。そのお目当ては種類豊富な駄菓子!ここは昭和22年から続く酒屋であり、町の駄菓子屋でもあるのです。営んでいるのは3代目のご主人・谷村勉さんと、この店で生まれ育った美由紀さんご夫妻。まさに“おしどり夫婦”という言葉がぴったりのおふたりに、これまでの歩みやふるさと納税への思いなどを伺ってみました。

 

多忙を極めていた店を
手伝う小学生時代

 昭和22年、夫を戦争で、三女を病気で失った美由紀さんの祖母である酒匂ミヤ子さん(写真下中央)が現在の場所で小さな食料品店を開いたのが「酒匂酒店」のはじまり。「女手ひとつでふたりの娘を育てながら店を切り盛りしていて、長女だった母は目の前が小学校なのに、店の手伝いでほとんど学校に通えなかったそうです」と美由紀さん。お母様である千恵さんの代になってからは、さらに忙しくなったのだとか。「近所にスーパーもコンビニもない時代でしたから、とにかく忙しく、両親は年中無休で朝6時から22時まで店を開けていました。私も学校から帰るとお店や家事を手伝うのは当たり前。私の小学校の運動会の時も、飲み物や果物を買いに来るお客さんが多いので、自分の両親が見に来てくれることは一度もなく、お昼ご飯は家に食べに帰っていました。一生懸命に働く両親を尊敬していたので、当時は少し寂しい思いもありましたが、今ではそういうこともあったな〜と懐かしい思い出になっています」。お盆もお正月もない、両親揃って遊びに連れていってもらった思い出もない…そんな少女時代を過ごした美由紀さんが20歳の時、お父様である睦男さんが病に。それを機に、お母様を手伝うべく、家業に入ることにしたそうです。

 

お客様の顔が見える商売を
大切にしたい!

 時には一升瓶を10本抱えて納品に行くなど、東奔西走していた美由紀さん。そんな彼女をずっと見守ってきたご主人・勉さんは、美由紀さんの出産を機にそれまでの仕事を辞め、店に入ることに。「頑張っている妻を見てきたので、そろそろ自分が店に入ろうと決断しました」と勉さん。「夫は本当によく働いてくれて、周囲からは“こんなに良いご主人をどこで見つけてきたの?”とよく言われます」と美由紀さん。お母様が引退されてからは勉さんが3代目となり店を切り盛り。馴染みのお客さんから配達の注文が入ると、たとえ少額でも労を惜しまず配達に出かけています。「お客さんも高齢化が進んでいるから、自分たちにできることがあるならと。いつも来る方が来なくなると心配になりますし、逆にうちが冠婚葬祭などで店を休むと“何かあったの?”と電話がかかってきたり。お互いに見守ってる感がありますね」。
 また、お酒とタバコの販売免許を持っていることもあり、今までコンビニエンスストアにしないか?という話は多々あったそうですが、二代目の意向もありすべて断ってきたのだとか。「コンビニにすると自由な仕入れができなくなり、今までのお客さんが求める商品を置けなくなるのが嫌で、昔ながらの商売スタイルを継続しています。商売的に厳しくなっても、やっぱり町の人や子どもたちとの触れ合いを大切にしたいですね」とご夫妻。町と共に歩いてきた「酒匂酒店」の矜恃が感じられます。

 

子どもたちにとって
ホッとできる場所

 毎日、目の前にある小学校が終わる時間帯になると、子どもたちが大勢お店にやってきます。駄菓子を始めたのは50年ほど前。通っていた子が親になり、子どもを連れてくるということもよくあるのだとか。「この間まで小学生だったのに、もうママになったの?と時の流れの速さに驚きます。最近は“エコバッグがあるから、袋要りません!”という子もいて、時代だな〜って思いますね」と美由紀さん。「友達と一緒に自分の好きな駄菓子を計算しながら選ぶことが楽しいみたいで。いつも店内は子どもたちの笑い声でいっぱいです。いつも来る子は学校のことなんかも話して帰るんです。ここは子どもたちにとって“憩いの場”みたいなものかと」と勉さん。また、時には犬に追いかけられた子が避難してきたり、中高生が登下校中に自転車がパンクし、家に連絡したいと駆け込んできたりと、子どもたちにとっても「酒匂酒店」は頼れる存在となっている様子です。

 

ご夫婦の仲の良さが
店を温かな雰囲気に!

 勉さん・美由紀さんご夫妻もこの店を営みながら三人の子どもたちを育ててきました。「年中無休なので、ふたりで交代しながら三人の子どもたちの学校行事や部活の送迎、応援をしてきました。一番下の子も20歳になったので、ようやく子育ても終わりました。最近では、時々夜に店を閉めてから、妻とふたりで外食するようになりました。還暦を過ぎて夫婦で旅行に行くことが夢です」とご主人。ふるさと納税の返礼品発送もいつもふたりで。色々な焼酎を楽しんでもらいたいと飲み比べセットを多彩に揃えています。中には1本1本ラッピングした返礼品もあり、お客様から「贈答用にしたい」「1本ずつ贈りものとしても使える」と好評だとか。「都城産の焼酎を選んでいただいて、本当に嬉しく思います。一箱一箱を大切に、届いた時に喜んでもらえるよう心がけています」とおふたり。微笑ましいほどの仲良し夫婦が営む町の酒屋には、今日も温かな雰囲気が漂い、訪れる人をホッとさせてくれます。

 

 

<編集部コメント>

おふたりの仲の良さ、人柄の良さが心に染み入る取材でした。お店の常連さんが下は1歳から上は93歳まで!と幅広いのも納得。みなさん、きっとご夫妻に会いに行く感覚なのでしょうね。これからもずっと都城に欠かせないお店として長く愛されますように!(N)

 


ふるさと納税の返礼品には都城産の焼酎のセットを提供している

 


返礼品のラッピング作業も丁寧に!

 


さまざまな焼酎を組み合わせ、種類豊富な返礼品を提供しているため、間違えないようにパソコンでレイアウトしたラベルを使って箱詰めしています

 


大人も夢中になって選びたくなるほど圧倒的な品揃えの駄菓子

 


レジ横には昔懐かしいガムのガチャポンも。取材チームも何度もトライ!

ご紹介したお礼の品

必要寄附金額: 20,000円

必要寄附金額: 25,000円

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