素晴らしき地元イベント「日本一の肉と焼酎まつり」に参加、登壇、感激。|宮崎県都城市ふるさと納税特設サイト

はぴい 素晴らしき地元イベント「日本一の肉と焼酎まつり」に参加、登壇、感激。

食べあるキングの面々が食材探求プロジェクトとして宮崎、都城市におじゃまするようになってはや2年目。2017年の2月の第1回目に参加をさせていただいたわたしにまたチャンスが巡ってきた。第3回のツアーに参加させていただくことになったのだ。

第1回目。いささかぎゅう詰めのスケジュールはその分充実を強く感じて大変印象深かった。それでも足りないと思った都城の食を中心とした魅力的な部分。勉強もたくさんさせていただいて、一次産業の現場にうかがい、お話を聞いたり見学をさせていただくことで都城の皆さんの取り組みを深く知ることができた。

 

わたしがカレーツーリズムと銘打って、食を縦軸に食材産地に出かけて食べよう、自分が何を食べているのかを自分の目と耳と舌で知ろう、という想いを多くの人に伝える事を始めるきっかけになったのが第1回の都城ツアーであった。
そんなご恩もあり、また仲良くさせてもらっているカレー倶楽部ルウのルウ王子との再会もありと、どんどん都城のことが気になり、好きになっていった。

そして今回、第3回目のツアー。今回も価値がある訪問となった。

西都城のしんやのだんごから始まって、ごろが轟を眺めながらの松葉ごろん亭。蕎麦をすすり、その取り組みに驚嘆したがまこう庵。コンパクトな敷地の中で全てが生み出されることに驚いた大浦酒造へも。

 

和牛能力共進会日本一の薬師畜産では貴重なお話も聞けた。夜は霧島津のロケーションと食事の素晴らしさに言葉を失った。2日目もヤマエ食品でたっぷり見学と座学で好奇心を満たし、午後のフリータイムでは待望のトプカでカレーを食べながら鳥丸さんにお話をうかがうこともできた。ティータイムにダルマピザで食べたアフォーガートも忘れがたい。地頭鶏げんでは楽しい宴となって今回サポートについてくださった都城市の皆さんとたくさんおしゃべりができ、改めて都城に関わる人たちの情熱を感じられた感があった。

そして3日目。いよいよ「日本一の肉と焼酎まつり」当日だ。

 

イベント当日であるにも関わらず、少々早起きをして身支度、都城のグリーンホテルから隣の駅の西都城にタクシーを飛ばして駅前のせとやま弁当でとりめしを入手。これは2年越しで叶えたかった希望だったのだ。楽しい朝食になった。
さて、イベント会場へ。

会場は都城圏域地場産業振興センター。道の駅都城と同敷地内にある。実は道の駅都城、JAF九州本部主催「JAF会員が選ぶ、あなたのイチオシ道の駅グランプリ2017」でグランプリを獲得。道の駅マニアのわたしとしてはここに再び来られたこともうれしかった。

「日本一の肉と焼酎まつり」は都城の地元の皆さんのためのお祭りだ。ご存知の方も多い「ふるさと納税日本一」の町が都城。わたし自身も誰かに都城に行くという話をすると「あのふるさと納税日本一の!」とよく言われることがある。

 

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自分のいま住む場所ではない土地への寄付から所得税や住民税の控除、還付が受けられる、それにより寄附に対する感謝の品として名産品などの「お礼の品」がやってくる。そういう仕組みだと「我が町の」という部分でイメージがわかない地元の方も多いかもしれない。そこで都城市が取り組むふるさと納税についてわかりやすくアピール、更に日本一の肉と焼酎を体感、住民の皆さんも一緒に都城市のふるさと納税をもっと多くの人に知ってもらうお祭りをしましょう、というのが目的。

午前中に会場入りをすると、折からの晴天と19度(!)という最高の天気に恵まれ駐車場はすでに満車。すごい人出だ。地元の皆さんの関心度の高さがうかがわれる。

 

会場に着くなり、いろいろな場所からいい匂いが漂う。屋内、屋外に屋台が華やかに並び、炎を上げて焼かれる肉の香りや揚げ物、甘いものなどの匂いでお腹が刺激されてたまらない。
「日本一の肉と焼酎まつり」はイベントコンテンツも数多い。前日に見学をさせていただいたヤマエ食品さんが「日本一の宮崎牛で牛鍋クッキング教室」を開催したり(屋内会場に入るなりお味噌のいい匂いがしてお腹が空いて困ったのだ)、工作系、アート系イベントやおもちゃ釣りゲームなどもあって子供達が楽しそうに参加していた。
催し物も充実しており、ステージイベントにはぼんちくんも登場。子供達の期待が集まる「宇宙戦隊キュウレンジャーショー」(大盛り上がりであった) 。

Jポップガールズユニットの「SPY ライブ&トークショー」(メンバーの東舞華/ひがしまいかさんはみやこんじょ観光大使だ)、「都城少年少女合唱団」の歌唱なども。

 

そして我らが食べあるキングからは「大食い女王もえあずの爆食ステージ」と、今回ツアーに参加した食べあるキングメンバーが登壇、外から見た視点で都城の魅力をみなさんにお伝えする大役をいただいた。

食べあるキングのグルメトークコーナー。

まずは食べあるキングのデカ盛りグルメ担当のもえあずちゃんが登壇。「爆食ステージ」ということで会場の数々のおいしいものを食べまくるもえあずちゃん。彼女は大変魅力的な大食い女王だ。あんなにたくさん食べられるのに詰め込む感じ、無理やりな感じがしないし(早食いではないのだ。量なのである)食べ方がとてもきれい。食べ終わりもきれい。これには好感を感じる方も多いであろう。とにかく子供に大人気で最前列に陣取った子供達が食い入るようにもえあずちゃんの一挙一動を見ている。彼女の食べ方やきちんといただきます、ごちそうさまを欠かさない姿勢は見ている子供たちにも良い影響があるのではないか。

 

途中から食べあるキングメンバーもステージに参加。みやこんじょで体験したおいしい食や楽しい体験を食べ歩きのスペシャリストとしての立場から、地元ではない場所にいる人間の立場からお話をした。とはいえ堅苦しいものではなく、「トプカのカレーはやはりうまかった!」とか「また大翔行きたい!」とか。「田中フルーツ遅くまでやってるし最高だ!」とか。お店の名前が出るたびに頷くお客さんがいらして一体感を感じ、とても嬉しかった。会場グルメの数々の感想も発表。もえあずちゃんが食べているものの話題を取り上げたりと楽しいひと時であった。

 

ステージが終われば再び会場で食べ歩き。ふるさと納税の名品たちが30種以上も並び、選び放題だ。ソフトクリームの食べ比べをしたり、「河中農園」の炭火で焼かれた香ばしい「地鶏焼き」をつまんだり。
和洋菓子「コジマヤ」の自然薯のかるかん「天然かるかん自然薯餡」は面白かった。カステラも好物なので買ったが濃厚な味としっとりした食感がたまらなかった。「観音池ポーク」の「メンチカツ」は第1回でもお店にお邪魔して食べて悲鳴をあげた逸品で、また再会できたのがたまらなく嬉しかった。「協同商事」の「宮崎牛串」はステージ前にも食べたのだがうますぎて控え室に戻ってからも食べてしまった。見学もさせていただいた「大浦酒造」の「みやこざくら」凛として香り芳しい素晴らしいお酒だった。「大石製茶園」の「はるもえぎ」はホッとする香りと味。やっぱりお茶はいい。「中西牧場」の「甘乳蘇」しぼりたての牛乳を8時間煮詰める、ただそれだけであんなにうまみが凝縮されたチーズのようなものができるのか!と驚いた。他にも食べきれないほどのいろいろな名品が並んでいた。

 

たくさんのふるさと納税の名品、魅力的なプロダクトの中でぴかりと光っていたのがばあちゃん本舗からもうすぐ発売になるスープカレーだった。試食させていただいたのだが、これがかなりいい。
牛、豚、鶏と三拍子揃った肉の町、都城。野菜や他の食材も豊富なみやこんじょの良い生産物を生かして完成したのがこれ。試食でひと口食べて感激しているとブースの方が食べあるキングのメンバーにプレゼントしてくださった。トレー型のパックは冷凍保存が効くもので、東京に戻ったら早速試してみたい。スープカレーは素材が命だ。具沢山の素材はその味に大きく影響を与える。肉も野菜も素晴らしいものがたくさん揃っている都城でスープカレーというのは目の付け所が素晴らしい。いずれふるさと納税の返礼品リストに乗るなどしたらと楽しみに思っている。

 

ふるさと納税の返礼品リストはおもしろいので是非みて欲しい。肉と焼酎の町、都城ということで当然それらの素晴らしいラインナップのボリュームは大きいのだが、都城はそれだけではない。高千穂牧場のヨーグルトとドリンク、菊芋のドレッシング、お米もある。ご当地グルメの好きな人には愛のスコールとヨーグルッペがラインナップされるのはおっ!と思うだろう。もちろんわたしの好きなカレー倶楽部ルウのチキン南蛮カレーもラインナップされる。おもしろいな、と思ったのは都城杉をくりぬいて作った弁当箱。これには心が動いた。同じ素材でおひつや箸と箸入れがあったりする。はちみつ、醤油、お茶、焼き菓子、フレッシュマンゴーに黒霧島のグッズとしてTシャツまでラインナップされていた。

みやこんじょは肉と焼酎がすごい。そしてそれ以外もすごいのだ。

 

「日本一の肉と焼酎まつり」本当に盛り上がって楽しいもので、くいしんぼうの食べあるキングメンバーも全員ステージが終わってちょっと外したが、すぐに会場にもどって食べ歩き、気がつけば閉幕時間までめいっぱい楽しませてもらった。

なによりも会場にいらっしゃったお客さんたちがすごく楽しんでいるのが印象的だった。出店している皆さんもわたしたちにどんどん声をかけてくれて試食を勧めてくれたり説明をしてくれたりと情熱を感じる。きっとみやこんじょの人たちにも自分たちの地元の特産品とふるさと納税への取り組みが改めて伝わったのではないか。そしてお得もあり、美味しいものありのいいイベントなので、2回、3回と続いていけば地域を超えた九州全土からお客さんが集まるイベントになり得るかもしれない。

 

たくさん食べてたくさん素晴らしい人たちに出会って。
お腹も胸もいっぱいで、後ろ髪を引かれつつ、都城を後にした。

今年は食べあるキングのツアーとは別に、早々、都城市を訪ねて来ることを考えている。

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食べあるキング カレー担当

はぴい

フードジャーナリスト。ビデオブロガー。
食全般、特にカレーに特化した取材執筆、デジタルガジェットについての取材執筆を行う。
カレーをテーマとしたライフスタイルブログ「カレーですよ。」を2005年2月に開設、12年目で総記事数約4300。
実食カレー記事と実食動画を中心とした構成で、読者の人気と信頼を得る。

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