都城弓製造業協同組合
所在地
〒885-0055
都城市早鈴町1524
TEL
0986-22-4604
FAX
0986-22-4009
WEBサイト
都城大弓の素材は、都城の温暖な気候と豊かな自然が育んだ真竹と黄櫨(はぜ)。大弓の工程は200以上もあり、そのすべてを一人の弓師が手仕事で仕上げています。
現在、国の伝統工芸士の資格を持つ4名の弓師が活躍しており、雄大な霧島の麓で、一張一張丹精を込めて作り上げています。都城大弓は、平成6年に国の伝統的工芸品の指定を受けています。また、令和2年12月には「都城大弓」が特許庁から地域団体商標として登録されました。
都城大弓の歴史
都城市は、薩摩藩主家の祖となった島津家が誕生した島津荘と呼ばれる日本最大の荘園がありました。
鎌倉武士の気風を明治になるまで保持していたと伝えられる薩摩では、武道が推奨され、武具の製造も盛んでしたが、なかでも都城の大弓は名声が高く、江戸時代初期にはその製法が確立したと言われています。その記録は、寛政10年から文政期(1789年~1830年)に都城島津家の記録方によって編纂(へんさん)された「庄内地理志」に記載されています。
鎌倉武士の気風を明治になるまで保持していたと伝えられる薩摩では、武道が推奨され、武具の製造も盛んでしたが、なかでも都城の大弓は名声が高く、江戸時代初期にはその製法が確立したと言われています。その記録は、寛政10年から文政期(1789年~1830年)に都城島津家の記録方によって編纂(へんさん)された「庄内地理志」に記載されています。