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おいしさの向こうに、豚への愛が見える。大万吉豚の魅力

大万吉豚。いかにも縁起のよさそうなネーミングに、おいしさだけでなく幸運まで運んでくれそうな予感がします。
中馬飼料さんの商品には、「大万吉豚」と「大万吉豚 平飼い」という2つのブランドがあります。この「平飼い」こそ、中馬豊社長の
 こだわりであり、夢だといいます。

主役の豚さんたちに会うため、平飼いの豚舎にお邪魔しました。訪れたのは、夏真っ盛りの8月。そのため、暑さでややバテ気味の
豚さんたちでしたが、心なしか穏やかな表情を感じることができました。

 

【全国的にも珍しい「平飼い」とは?】

「平飼い」とは、自由に動ける囲いのなかで飼育する方法をいいます。母豚が体を伸ばして横になり、おっぱいを与える姿は自然そのもの。
ほほえましく見ていましたが、「こういう光景が見られる豚舎は、全国的にも珍しいのですよ」と中馬社長が教えてくれました。

 

一般的に豚の飼育は、豚を効率的に“量産”するため、「柵飼い」という方法でおこなわれています。わずか60センチ幅のスペースのなか、
母豚は立つか座るかしかできない状態で子豚にお乳を与えているそうです。

「私が子どものころは平飼いが当たり前だったのに、経済優先の考え方が主流になると、あっという間にどの豚舎も柵飼いに変わりました。」

時代の流れには逆らえず、中馬飼料店の豚舎も柵飼いに変わっていきました。そのころから、病気にかかる豚が増えはじめたといいます。
薬で病気を抑えて育てれば、肉に問題はない。それはそうなのですが、中馬社長の違和感は消えませんでした。


「何かがおかしい。」

 

【量より質へ。平飼いで理想を実現したい】

そして始めたのが、昔ながらの平飼いです。この飼育法なら自由に歩き回れるため、母豚のストレスが減り、病気にも
かかりにくくなったといいます。

健康な母豚が産み育てた子豚たちは、元気いっぱい。見知らぬ私たちを見ると、波が引くかのように離れ、勇気ある1、2頭が
偵察のためか少しずつ前進してきます。

 

豚は好奇心旺盛な動物で、水をまくと近づいてきたり、中馬さんの長靴をかじったり。お顔だけでなく、行動も愛嬌たっぷりなのです。

 

【エサにも一切、妥協しない】

平飼いされている豚は、味のいい中型の古代種。鹿児島の黒豚もかけ合わされています。柵飼いに比べると飼育期間も長く、
生後9カ月まで大切に育ててから出荷されます。エサにはサツマイモを多く配合するため、コストは割高。でもそこは、もともと
飼料店だったプライドにかけて、妥協するわけにはいきません。

 

こうして育てた肉質は、臭みがなく、甘みがあって、脂もさっぱり。体にいいオレイン酸を多く含むといいます。
「大万吉豚 平飼い」は、こうしてつくられているのです。

 

【命を大切に扱う。それが安全安心の基本】

「食べ物は、人の血となり肉となり、命を支える。だからこそ、安全で安心なものでなければ、ならんのです。その恩恵を与えて
くれる豚も、幸せでなくちゃならん」。平飼いにこだわる理由を中馬社長は説明してくれました。

「食べ比べをすれば、平飼いのおいしさはわかってもらえる。ただ、コストがかかるため、どうしても割高になってしまう。それでも、
安全安心には代えられないと思うのです」。

平飼いを増やしていきたい。それが夢だと語る中馬社長の横顔に、豚への愛情をひしひしと感じました。
大万吉豚 平飼い。それは、人間だけでなく、豚さんも幸せを感じる特別なブランドなのです。

 

〈編集部コメント〉

愛情深く育てられた命をいただいて、私たちは命をつないでいる。その現実を改めて感じる取材になりました。本来の姿を
保つために、努力が必要な時代。本当に大切なことを見失わずに、生きていきたいものです。
大切に育てられたお肉は、やっぱりおいしくいただくべき。しゃぶしゃぶにすると、より肉のうまみがわかるとのことでした。
塩を少しのせて食べると、肉の甘みが際立つとか。ぜひ一度、お試しください。