【NEW!!】重病を乗り越え、奇跡の快復!温かな手から生まれる厳選素材の身体に優しいスコーン「PARK miyakonojo」|宮崎県都城市ふるさと納税特設サイト

【NEW!!】重病を乗り越え、奇跡の快復!温かな手から生まれる厳選素材の身体に優しいスコーン「PARK miyakonojo」

 2020年2月、取材で訪れたスコーン専門店「PARK miyakonojo」。東京から都城に移住してきた甲賀達巳(たつみ)さん・麻衣子(まいこ)さんご夫妻がつくる厳選素材のスコーンは、身体に優しくて美味しいと人気を博しています。実は、取材からわずか1ヶ月後、達巳さんは急性混合性白血病であることが判明。何もしなければ余命1〜2ヶ月、抗がん剤治療を受けても余命5年、生存率10〜20%という診断が下されました。しかし半年後、奇跡的にドナーが見つかり、達巳さんは骨髄移植手術に成功。現在は少しずつ社会復帰を果たし、スコーンづくりを再開しています。この奇跡のストーリーをうかがうべく、おふたりのもとを訪ねました。

 

麻衣子さんが自身の難病を
“食”で乗り越えたことをきっかけに
身体に優しい食に開眼

 都城に移住する前、東京の大手ゲームメーカーで激務の日々を送っていた麻衣子さん。長く原因不明の体調不良に悩まされ、病院を渡り歩いた果てに難病の診断を受けました。「医師からはいずれ寝たきりになると言われました。当時は結婚したばかりで子どもも欲しかったので、絶対になんとかしたい!と思い、いろんな本を読みまくって“冷えが万病の元”であることを学びました」。なんとか体質を改善すべく、まずは食から!と口にするものを見直したところ、徐々に症状が改善。これを機に食への関心が高まり、当時パン職人をしていた達巳さんとふたりでカフェを始めようと麻衣子さんのお母様の出身地である都城に移住。2016年に念願の自店「PARK miyakonojo」をオープンしました。「当初は“体に優しいランチ”を提供していましたが、徐々に夫がつくる厳選素材のスコーンが人気になったので、2018年にスコーン専門店に業態変更しました」。その美味しさから徐々に取引先も増えていった矢先、今度は達巳さんを病が襲います。

 

泣く暇もなく、夫のケアと
スコーンのOEM先を探す日々に!

 腰痛で整形外科を訪れたものの、すぐに内科での検査を薦められ、急性混合性白血病と診断された達巳さん。その日から麻衣子さんの“看病と生活を守る闘いの日々”が始まりました。「涙に暮れる暇もありませんでした。それまで夫がつくるスコーンで生計を立てていたため、収入はゼロに。夫のサポートをしつつ、まずはスコーンをつくってくださるところを探そうとインターネットで〈スコーン OEM〉と検索し、ヒットしたところに手当たり次第、電話をかけました。でも、うちのスコーンは、材料にこだわっているため入手が難しいことやつくる工程で手作業も必要になるため、なかなか受けてくれるところが見つからなかったんです。契約直前にNGになったことも多々。最終的には西麻布にあるフレンチレストランのパティシエチームが引き受けてくれることになったのですが、それまでに半年以上かかってしまいました」。こうして達巳さんの味を受け継ぐミニスコーンが誕生しました。

 

伊勢丹との取引をきっかけに販路拡大。
骨髄移植手術も成功し、ゆるやかに快方へ

 商品が出来上がるのと同時に課題となったのが販路。麻衣子さんは再び、高級スーパーや百貨店などと手当たり次第商談し、ミニスコーンを売り込みました。「50件は営業しましたね。ありがたかったのは都城市主催の商談会を通じて、期間限定ではありましたが伊勢丹さんとお取引できたこと。伊勢丹さんは原料などへの審査が非常に厳しいことで知られていたので、ほかの商談の際も〈伊勢丹さんで取り扱われていたなら、商品の質に問題ないね〉と言っていただけ、話が早かったです」。その甲斐あって「PARK miyakonojo」のミニスコーンは都城市内のお店だけでなく、宮崎空港や関東のオーガニックストアなどで扱われるようになりました。

 そんな最中、達巳さんは骨髄移植の手術に成功。入院から8ヶ月後に退院できることになりました。「ドナーさんが見つかったのは嬉しかったのですが、移植の際に亡くなる方も多いと聞いていたので、本当に不安でした。手術は無事に終わったものの、退院してからも心不全や肺炎になるなど、危険な状況が続き、目が離せませんでした。でも、一番つらかったのは夫自身だったと思います。思うように快復できず、滅入ったこともありましたが、周囲の人たちに支えられて少しずつ元気になっていったんです」。

 

高千穂峰をのぞむ場所で再スタート。
家族仲良く暮らす日々の幸せを実感しながら
スコーンをつくり続けたい

 現在「PARK miyakonojo」は、高千穂峰(たかちほのみね)がのぞめる美しい田園地帯に移転し、ゆっくりと営業を再開しています。「知り合いの工務店さんから〈この場所にコンテナショップをつくるから入らない?〉と誘ってもらい、ひとりで見学に来たんです。美しく鎮座する高千穂峰を眺めていたら、いろんな感情がこみ上げてきて…。ここにしよう!と決めました」。こうして新生「PARK miyakonojo」が始動!達巳さんの体調とメンタルを鑑みながら、無理なくスコーンをつくる日々が始まっています。「今回、改めて初心に帰った気がします。家族で仲良く暮らせればいいと都城に移住してきたのに、商売を始めるといろんなことが気になって、振り返ってみると、あの頃私たちは本当に楽しめていたのかな?と思うんです。これからは無理をせず、夫が笑顔でスコーンをつくり続けられることを第一に考えたいですね。つくり手の思いはきっとお客様に伝わると思うので。

 また、この2年間、周囲のみなさんには本当に助けられました。くじけそうになっても〈まだいける!がんばれる!〉と限界を超えられたのは、みなさんが背中を押してくれたから。メッセージ一言一言が積み重なって、大きなエネルギーになりました。心から感謝しています」。

 達巳さんも「新しい店を始めるなら、高千穂峰が見えるところがいいと妻に伝えていました。闘病中、妻は本当に頑張ってくれました。コロナでお見舞いができないとわかっていても、忙しい中週に3〜4回は病院に来て支えてくれました」と麻衣子さんや家族、周囲のみなさんに心から感謝しているそう。

 壮絶な日々を乗り越え、穏やかな日常を取り戻した甲賀さんご夫妻。2022年11月には新工場(写真下)も誕生し、新作スコーンの開発も進んでいます。この場所からのぞめる高千穂峰が、これからのおふたりを見守ってくれているよう願わずにいられません。

 

 

<編集部コメント>

快復され、笑顔で再会できたことに感動!の取材となりました。ミニスコーンも美味しいのですが、いろんなお店で達巳さんのつくるスコーンを目にできるようになったのは本当に嬉しい限り。どうぞこれからもお身体と相談しながらスコーンをつくり続けてください(N)

 

「PARK miyakonojo」のスコーンには都城産の平飼い卵、宮崎県産の農薬・化学肥料・動物性肥料不使用の小麦粉、日向灘の手作り塩など、厳選素材だけが使われている

 

達巳さん復帰後に登場した新作「ラムレーズン&バター」も大好評!新しいフレーバーにも積極的に挑戦している

 

「小学生の息子と一緒に自宅から1時間かけて自転車で店に行くことも。体力がついてきたら自転車通勤を楽しみたいですね」と達巳さん

 

絶妙な力加減でざっくりと材料を混ぜ、ふわっと丸めて焼き上げるスコーン。しっとりとした食感で、優しい甘さが広がる

 

都城市ふるさと納税返礼品には、甲賀夫妻の思いが込められたメッセージカードが添えられている

ご紹介したお礼の品

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