心遣いとアイデア満載!都城市民の暮らしを支える「スーパー大浦 PASIO」|宮崎県都城市ふるさと納税特設サイト

心遣いとアイデア満載!都城市民の暮らしを支える「スーパー大浦 PASIO」

 都城市で7店舗を展開する「スーパー大浦 PASIO(パシオ)」。もともとは明治35年に雑穀などを扱う商家として創業しましたが、昭和40年に食品スーパーへと業態変更。少しずつ店舗を増やしながら地元の人々の暮らしを支え続け、今年で創業55周年を迎えます。広々とした店内には地元で生産された生鮮食品や加工品がズラリと並び、活気のある雰囲気です。今回は「PASIOたかお」で、地元で愛されてきた秘密を探ってみました。

 

“愛”をテーマに、オリジナル商品を開発

 「うちの社長の大浦は、徹底した現場主義。今日も店舗を飛び回っています」と副店長の林貴裕さん。そんなパワフルな社長が開発するオリジナルブランド・“愛”シリーズは、「PASIO」の定番商品です。
 「地元の生産者が大切に作った食材の魅力を、もっと地元のお客様に届けたいという社長の強い都城愛から、この愛シリーズは生まれました。現在、生産者や企業とコラボした米や味噌、醤油を展開しています」。愛という言葉から、大浦社長のお客さま、生産者、食材に対する真摯な想いがうかがえます。
 なかでもこだわっているのが米。霧島山系を水源とする清流が流れ、盆地ならではの寒暖の差がある都城は、昔から米どころとして知られています。愛シリーズの「愛の米」は、良質な米が作られる山田地区や西岳地区で育ったひのひかりを使用。モチッとした弾力のある食感が特徴で、子どもからお年寄りにまで大人気だそう。
 「ひのひかりが不作で、社長が求める高い品質をキープするのが難しい、という時期がありました。お客様からは『愛の米がないと困る』というお声が寄せられるなか、私共もとても心苦しく思いながら、そのときは販売を中止しました」。品質管理に対する並々ならぬ想いが伝わってくるエピソードです。
 「愛の米」は精米のタイミングにもこだわっています。店の近くに精米所があり、店頭には精米から間もない米が並んでいます。特売日にはその日に精米したものが用意され、通常の日も精米から1週間を過ぎたものは店頭から外すなど、 鮮度をしっかりと管理しています。

 

肉の王国・都城の牛、豚も!

 「PASIO」は全店舗、都城らしく食肉にもこだわります。徹底的に温度管理した「都城和牛」や「おとめ豚」など、地元産の肉を丁寧にかつ手早くカットし、スピーディに店頭に並べていきます。ふるさと納税の注文分も、出荷時間の直前にカットし、その瞬間に冷凍。遠方のお客様にも美味しさをそのまま届けています。
 おすすめは、「子孫に食べさせたい肉」をテーマに育てられた「都城美鮮豚」。「きめ細かな肉質が特徴のブランド豚で、さっぱりとした甘みやジューシーな味わいが特徴です」。とくに厚切りしたトンカツ用の商品が、その旨みを満喫できると人気だそうです。

 

4つの柱を守り続け
地元で信頼される店へ

 「PASIO」では、スタッフ全員が掲げる4つのテーマがあります。「『鮮度・品質管理』『清潔さ』『フレンドリーであること』『品揃えの良さ』です」と林さん。この4つのうち、もっとも大切にしているのは、お客様と接するフレンドリーであること、だそう。
 「セルフレジを導入するスーパーも増えていますが、うちではお客様との会話を大切にしたいとの考えから導入していません」。レジが混んでいなければ、会計後の商品をレジ袋に詰めるサービスも行っているとか。「お客様に気持ち良く、お買い物を楽しんでもらいたいので労は惜しみません」。そのときの会話から商品開発のヒントをもらうことも!お客様に寄り添う姿勢が、商品に反映され、高い満足度に繋がっているようです。

 

ニューフェイスの焼餃子に注目!

 現在人気となっているのは、スタッフが一丸となって試作を重ねて誕生したチルド&冷凍タイプの「PASIO餃子」。「肉感をしっかりと楽しめる『肉』、プリプリのエビがゴロゴロ入った『海老』、爽やかな風味がたまらない『しそ』、そして都城の『南日本酪農協同株式会社』とコラボしたモッツァレラチーズ入りの『ジャガチーズ』の4種類を用意しています」。
 風味や食感にこだわり丁寧に包んだ手作りの餃子は、昨年末に登場したばかりの新商品ですが、すでにファンがつき、まとめ買いするお客様も多いとか。
 また惣菜も豊富で、毎日20種類以上の商品が並ぶバイキングコーナーも「PASIO」の名物。地元の肉や野菜をたっぷり盛り込んだ、和・洋・中のバラエティ豊かな料理が並び、昼時や夕飯前の時間帯は大混雑!運動会など学校行事や、自宅に人が集まるときなども、お客様に頼りにされています。
 ちなみに店名の「PASIO」とは、“進む”“変化する” などの意味ももつ「PASS」に、大浦の頭文字「О(オー)」を合わせた造語だそう。大浦社長、そして社長の都城愛に賛同するスタッフたちが一体となって、新たな商品を続々と生み出す「PASIO」。その進化を続ける姿に、これからも目が離せません。

 

 

<編集部コメント>

「PASIO」はスタッフのみなさんの笑顔が印象的な、気持ちの良いお店でした。店内を見ていると、1~2名用の買いやすい小パックの魚や肉を充実させたり、焼酎王国・宮崎ではありますが、「日本酒も楽しんで欲しい」との思いから、ミニボトルの日本酒が豊富に揃えられたりと、地元の人に美味しいものを気軽に味わってもらいたい!という心意気が伝わってきました。「ここに来ると元気がもらえる」というお客様が多いのも納得です。(K)

 


明治4年創業の調味料メーカー「ヤマエ食品工業」と共同開発した、愛シリーズの「愛の味噌」

 


どれにしようか迷っちゃう!惣菜バイキングの品揃えは圧巻です

 


都城産の豚バラは、甘みのある脂がクセになる美味しさ!

 


肉だけでなく、宮崎周辺の海鮮にも力を入れています。氷の上に活〆した鮮度抜群の魚が並びます

 


爽やかなグリーンが印象的な外観。カート同士がゆったりとすれ違える広々としたつくりで、のんびり買物を楽しめます

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