充実の設備と技術を誇り高品質の寝具を生産「ルヴェラ株式会社」|宮崎県都城市ふるさと納税特設サイト

充実の設備と技術を誇り高品質の寝具を生産「ルヴェラ株式会社」

 寝具の販売で全国1位といわれるネットショップ「タンスのゲン」。その寝具のトップシェアを誇るのが「ルヴェラ株式会社」です。社長の桑山久美子さんは、思いがけず家業を継ぎ、経営者になることになったそうですが、女性らしい消費者目線で続々とヒット商品を開発。販売ルートも自身で開発し、会社を発展させ続けています。また、全国的に見ても稀な設備や技術、生産体制があるのも「ルヴェラ」の強み。その成長の軌跡をうかがってきました。

 

思いがけず、
布団業界初の
女性経営者に

 「ルヴェラ株式会社」の前身となったのは桑山さんのお祖父様が創業した「桑山綿業」。「リヤカーに布団を乗せて行商していた祖父が起業したんです。でも、私が小学生の時に倒産してしまい、7人兄弟のうち息子2人がそれぞれ起業。そのひとりが私の父でした。父は先見の明がある人で、羽毛布団が日本に入ってきた頃、九州で一番早く取り扱いを始めたんです。時にはテレビショッピングにも出演していました」。時はちょうどバブル期。時代の波に乗って、羽毛布団は飛ぶように売れ、工場も移設するなど、すべてが順調に思えていた頃、突然のバブル崩壊。羽毛布団の値段は落ち、桑山さんもお父様から「家業を手伝うように」と言われ、工場で生産を手伝うようになったのだとか。「それまでは自由気ままに生きてきたので、青天の霹靂でした。でも、私自身はみんなでひとつのモノを作り上げていく工場の仕事が好きだったので、苦にはならなかったですね。しかし、ほどなくして父が急逝。母が後継者となりましたが、高齢でしたし、荷が重かったようで…。私自身は後継者になる気持ちはまったくなかったのですが、周囲の方から“あなたがやらないと、従業員はどうなるの?”と言われて覚悟を決めました」。こうして布団業界初の女性経営者が誕生しました。

 

ネットショッピングの時代がくる!と信じ
直接売り込みに!

 家族経営だった会社をひとりで背負うことになった桑山さん。「当時は売り上げも徐々に下がってきていたし、借入金は残っているし、一体どうしたらいいの?と不安が募るばかりでした。しかし、ちょうどインターネットでのオンラインショッピングが注目され始めた時期だったので、これはチャンスかもしれない!と思って、自分で運営会社に売り込みに行ったんです」。当時、寝具の流通は「メーカー→問屋→販売店」というのが主流。メーカーから異業種であるオンラインショップへ直接納品するというのは異例のこと。「寝具業界からは『無謀だ!』と非難やお叱りを受けることもありましたが、私は『これからはきっとそういう時代が来る!』と信じて、懸けてみようと思ったんです。営業に行ってみると、運営会社の担当者もすごく熱心に寝具のことを勉強してくださり『一緒にやりましょう!』ということになったんです。今、その時の担当者さん、副社長になられたんですよ!」。その運営会社こそ、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続ける通販サイト「タンスのゲン」。10数年前、桑山さんが売り込みに行った時から現在に至るまで「タンスのゲン」の年商は約10倍に。「うちの商品も最初は2アイテムだけの取り扱いでしたが、今や数えきれないほどのアイテム数に。うちは『タンスのゲン』さんと共に成長させてもらったようなもの。本当に感謝しています」。お父様譲りの先見の明と行動力で「ルヴェラ」も大きく飛躍しました。

 

独自の技術で、長く清潔に
愛用できる羽毛布団を提供

 「ルヴェラ」で取り扱っているのは羽毛布団・羊毛布団・綿布団の3種。3種とも作っているメーカーというのは全国でも稀だそうです。「うちはもともと綿布団からスタートしているので、その生産ラインはちゃんと残しています。お客様の中には動物性アレルギーで羽毛も羊毛もNGという方もいらっしゃるので、これは無くしてはいけないと考えています。今は新しくていい素材もたくさん出ているので、中芯に弾力のある新素材を使った綿布団も人気です。これは私が企画したものなんですよ」。

 人気の羽毛布団には世界各国の上質な羽毛を使っていますが、圧縮梱包されて届くため、届いた時には疲労しているそう。そこで「ルヴェラ」では羽毛の力を最大限に引き出すため、水を使ってスーパー洗浄した後、空気圧と温風でひとつひとつの羽毛を丁寧に乾燥させ、羽枝を広げて膨らませる「3Dパワープラス」という施術をしています。この作業の過程でアレルゲンを取り除き、抗菌防臭加工に優れた成分も蒸着。「長く、清潔に使っていただくためにこの工程を加えています。蒸着させる液は天然ミネラルから抽出した無害で安全な成分なので、お子様の肌にも安心して使えるものなんですよ」。ちなみにこの技術を施しているのは九州では「ルヴェラ」だけ。関東にも1社しかないのだとか。

 

規模や売上高じゃない。
幸せが長く続くことが大切

 順調な成長を遂げている「ルヴェラ」ですが、桑山さんは都城以外の土地に進出したり、工場を大きくすることを全く考えていないそうです。「都城は私が生まれ育った大好きな場所だし、本当に人がいいでしょ。うちの会社にいらした方はみなさん口を揃えて『スタッフの方の対応がいいですね』と褒めてくださいます。私自身もスタッフを一番大切に考えていますし、きちんと利益を出して、スタッフの暮らしが安定し、末長く幸せでいてくれたら、それが一番いいと考えています」。

 「ルヴェラ」では外国人実習生もたくさん働いていますが、これも寝具業界では「ルヴェラ」が初。実習生たちは一定期間を終えると、それぞれ帰国していきますが、桑山さんを慕って、今もなお交流が続いているそう。「結婚や出産の報告をしてくれる子も多くて。本当に嬉しいですね。ベトナムの人は手先が器用でしょ。帰国して自分で刺繍したタペストリー(写真)を送ってくれた子もいました。人と人の絆って言葉を超えるんだなと思いますね」。女性ならではの消費者目線や気遣い、経営者としての才覚で会社を成長させてきた桑山さん。そのパワフルさは各国の女性たちをも魅了しているようです。

 

 

<編集部コメント>

「羽毛布団は羽毛を打ち直すことで、100年くらいもつんですよ」と桑山さん。「ルヴェラ」では、羽毛を取り出して洗浄してくれるリフォームも行ってます。これができるのは国内でも限られた工場だけなのだとか。リフォームか、購入か、迷うところではありますが、ふかふかの羽毛布団が欲しくなりました!ちなみに社名の「ルヴェラ」とは、バレリーナが舞台上で行う挨拶「ルヴェランス」に由来。羽毛=白鳥、白鳥といえば白鳥の湖=バレリーナという発想で名付けられたそうです(N)

 

仕入れた羽毛を蘇生させることで、より軽やかで清潔、かさ高のある温かい布団ができる

 

独自技術で弾力を取り戻した羽毛が布団生地に充填されていく。この充填ができるのは工場でも限られた職人さんだけ

 

羽毛を充填した布団は1枚1枚手作業で口を閉じていく

 

出荷前は機械を通し、検針している。その後、人の目ですべてチェックしてから出荷

 

生地の縫製も自社で。原料となる羽毛は輸入しかないが、それ以外はすべて自社工場で生産したメイドインジャパンの羽毛布団だ

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