【NEW!!】時代のニーズをキャッチしたビジネス展開で都城から全国へ!「かかし亭」|宮崎県都城市ふるさと納税特設サイト

【NEW!!】時代のニーズをキャッチしたビジネス展開で都城から全国へ!「かかし亭」

 毎日、その日につくった弁当をデリバリーしてくれる「かかし亭」。一個から大量注文まで対応してくれますが、特に喜ばれているのが高齢者向けの弁当。配達時に声かけなどを行ってくれるほか、一人ひとりに合わせて細やかな対応を行い、高齢者本人はもちろん、その家族からも喜ばれています。また、最近では特殊な冷凍技術を使った惣菜シリーズも好評。冷凍食品なのにフライもサクサク、野菜もシャキシャキと、まるで“今つくった”かのような味わいで、ホテルや流通、飲食業界からも注目を集めています。地域密着型から全国へと飛躍する「かかし亭」。代表取締役の松元裕樹さんにお話を伺いました。

 

24歳で都城に帰省し、
食堂から仕出し店へと転業

 「かかし亭」は1965年に松元さんのご両親が「まつもと食堂」として創業。松元さんの代になり、「かかし亭」として法人化されました。「中学卒業後、横須賀で8年間自衛隊員として働いていましたが、家業を継ぐために帰省しました。両親が営んでいた〈まつもと食堂〉はなくなってしまいましたが、手づくりの味を届けるという両親の想いを受け継ぎ、〈かかし亭〉を仕出し店として発展させてきたのです」。松元さんは商圏を隣町の都城市(当時「かかし亭」があったのは市町村合併される前の山田町)に広げ、企業向けのお弁当配達をスタート。1日500〜600食の受注を企業から受けるようになり、現在の場所にセントラルキッチンを完成させました。

 

低価格競争の激化で、高齢者向け弁当に転換。
一人ひとりに合わせ、きめ細やかに対応

 好調だった企業向け弁当ですが、当日まで注文数がわからないことで食品ロスが多かったうえ、同業者間での低価格競争が激化。松元さんは危機感を覚え、高齢者向けの弁当配達に活路を見いだします。「地元の仕出し屋さんだからこそできることを大切にしようと思ったんです。大手企業も高齢者向け弁当の配達を行っていますが、1週間分まとめて送ってくる冷凍やチルドのものがほとんど。うちは1日だけ、月水金だけ、といった注文にも対応していますし、すべてその日につくったものを持っていきます。高齢者の方は急に病院に行くというようなこともあるので、当日の朝までキャンセルも可能です。アレルギーがある方には、別の料理に差し替えるなど、できるだけ細かな要望にも応じるようにしています。現在、減塩弁当も企画中です」。高齢者向け弁当は「おかずのみ・ご飯付き」の二種あり、歯が悪い方向けに「ひと口大・きざみ食」にも対応。ご飯も「普通・やわらかめ・おかゆ」から選べます。この細やかな対応が人気の秘密です。

 

配達時に高齢者の様子を見守る。
「みやこのじょう地域見守り応援隊」に加入

 実は、高齢者向け弁当の依頼をするのは、同居していない家族がほとんど。「親がちゃんと食べているのか心配だ」「高齢だから火を使って調理するのが心配」といった理由から注文を受けることが多いのだとか。「受注の際は配達時の声がけが必要かも選んでいただきますし、何かあった時、すぐに連絡が取れるよう緊急連絡先も伺います。お客様が不在で、玄関先に置いて帰ったお弁当が容器回収の際もそのままになっている、声をかけても反応がないなど、何らかの異変に気づいた時はご家族や関係機関にすぐにご連絡します。警察に来てもらって家に入ると、中でお客様が倒れているということも少なからずありました」。お弁当の配達は高齢者の見守りになることから「かかし亭」は都城市と都城市社会福祉協議会が結成した「みやこのじょう地域見守り応援隊」にも参加。日々、高齢者の安全を見守っています。

 

再現性の高い冷凍惣菜やお弁当が
忙しい人を助け、食品ロスも問題にも貢献

 ここ数年、自然災害や新型コロナウイルスによるパンデミックで「かかし亭」は大きな打撃を受けました。「熊本地震の際は大きなイベントが急遽中止となり、2000食分の注文がキャンセルに。準備していた食材を現地に持参して炊き出しを行いました。新型コロナウイルスが流行してから大型の受注は一切なくなりました。そこで以前から考えていた冷凍惣菜の製造を本格化させることにしたんです」。「かかし亭」では最新の特殊急速冷凍機や多機能分子調理器などを導入。それらを用いてつくられた冷凍惣菜は解凍後の再現性が高く、「この味なら店でも出せる」とプロの料理人からも好評です。「例えば、ホテルの朝食でこの冷凍惣菜を使ってもらえば食品ロスが防げます。また、忙しい共働き世帯にも喜んでいただいています。メインも副菜も種類が豊富なので、あと1品!という時にも便利です。生産も計画的にできるので、スタッフも土日休めるようになりました。今後は冷凍弁当の自動販売機も展開していきたいと考えています。社員食堂はランチには対応していても、夜の営業がないところが多い。残業時の夕食として活用してもらえるんじゃないかと」。必要な時、必要な分だけ、出来立ての味を楽しめる「かかし亭」の冷凍惣菜やお弁当。今後、さまざまなシーンで活用されそうです。

 

 

<編集部コメント>

実際に取材時に焼き芋や各種冷凍惣菜を試食させてもらいましたが、まったく冷凍食品感なし!今、つくったと言われてもわからないようなクオリティでした。(N)

 

ずらりと並んだ配達車。現在、高齢者弁当を1日300世帯に届けている

 

マイナス30℃で一気に冷凍する特殊急速冷凍機。お刺身なら10分程度で冷凍可能

 

一番人気の「島津弁当」。駕籠をイメージした弁当箱の中に、鶏の炊き込みご飯、南九州の郷土料理がね、チキン南蛮、豚の甘露煮など、都城の美味を詰めている。日本食糧新聞社が主催する「惣菜・べんとうグランプリ」で2020年、プレミア部門最高賞の金賞を獲得した

 

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