都城で愛される、地域に根ざした「ケーキの店 Taiki」
オーナーシェフ 栄福泰信さんとあゆみさんご夫妻で切り盛りする「ケーキの店 Taiki」。
2001年、お二人の息子さん、大樹くんが小学校2年生のときに開店して以来、地域に根ざしてお菓子作りに励んできました。
栄福さんは幼い頃に食べていた都城のお菓子が大好きで、それが大人になってからもずっと記憶に残っていたそうです。そんなお菓子を作れるようになりたいとパティシエの道に進み、都城のお店や田園調布の「レピドール」で修行を経て、独立されました。
【1日500〜600個も売れる!人気の宮崎銘菓「ちーずまんじゅう」】
宮崎の人気土産といったら、ちーずまんじゅうが全国区になってきました。
Taikiのちーずまんじゅうは、さくさくの食感とたっぷりのチーズが特徴です。マーガリンを使わずに、バターのみを使って焼き上げているので、香りも格別です。
たっぷりの卵は、都城の「恵農場」の赤卵を使用していて、卵の殻は、「元気たまごプリン」の容器として利用されています。
ちーずまんじゅうのクッキー生地の中に、たっぷりのチーズをいれて、一つひとつ綺麗にくるんでいきます。
全て手作業と聞き、驚きました。
その日の気温や湿度にあわせて生地を変化させ、一番美味しい状態のものを作るようにしているそうです。
吉本興業が主催する、全国の主婦によるご当地自慢ランキング「よしもと47シュフラン」で金賞を受賞したことで注目をあび、現在、全国から注文が入るTaikiの看板商品です。
【実は、お酒にもぴったり!大人も喜ぶスイーツ】
ちーずまんじゅうはスイーツですが、実は、焼酎やワインのお供にもあうんです。
半解凍くらいの冷たい状態が好きだという方、さくさくの食感を感じるときが美味しいという方、はたまた、翌日しっとりしてからが好みだというご意見もあります。
ふるさと納税をきっかけに初めてちーずまんじゅうを食したという方が、あまりの美味しさに驚いてリピートされることもよくあるのだとか。
いろんな食べ方を試して、あなた好みの食べ方をみつけてみてください。
【まだまだあります!Taikiのおすすめ商品】
つづいてのTaikiの人気商品は、チーズケーキです。
宮崎空港でも販売されているチーズケーキは、これまでの15年、焼き方や配合を工夫しながら少しずつ変化しています。
隠し味にレモンを使っていて、すっきり爽やかなチーズケーキは、しっとりしていて、あっという間に食べちゃう一品です。
他にも、南九州のアイスクリーム「白熊」や、都城茶をつかった香り豊かな「都城茶シフォンケーキ」などの商品を詰め合わせて、ふるさと納税ではお送りしています。
冷凍して、美味しさを閉じ込めて届けているので、届いたら冷凍庫から出して、自然解凍で味わってくださいね。
【「いい材料をつかって、一つひとつ丁寧につくるだけ」】
創業当時から値段の変わらない商品もたくさんあるTaikiの商品。
昔は、ケーキの種類も多かったけれど、お客様から人気のある商品の生産に集中するために、メニューをしぼっているそうです。
「これまでのように、地域の人やたくさんの方に愛される商品をつくって、ずっとお客様に喜んでもらえるようにがんばり続けたい」と笑う栄福さん。
きっとTaikiのケーキの味が、大人になってからも懐かしい思い出になる子供達がたくさんいるんだろうなと思いました。
<編集部コメント>
ちーずまんじゅうの作る過程を見せていただき、香ばしい香りに編集部一同ノックアウトされました。焼きたてはもちろん、あまりの美味しさに感動して持ち帰ったのですが、翌日もサクサクの食感がありました。
栄福さんは、お菓子の話になると、とても楽しそうにお話をしてくださり、内側に秘めた情熱を感じました。これからも多くの人に愛され、宮崎の美味しさを全国に広げていただきたいです。