毎月29日は「肉の日」セール開催! いい肉を安く、広く提供する「肉のながやま」|宮崎県都城市ふるさと納税特設サイト

毎月29日は「肉の日」セール開催! いい肉を安く、広く提供する「肉のながやま」

 食卓に牛肉がのぼると、なんだかワクワクするものです。それが宮崎牛なら、なおさら。ここ都城は産地だけあって、割安で宮崎牛を手に入れるチャンスがあります。それが、毎月29日の「肉の日」です。「肉のながやま」は、この「肉の日」を牽引する存在。都城市や宮崎市の店舗で、いい肉をより安く提供しています。

 安さのヒミツは、1頭を丸ごと仕入れて、自社工場で加工し、販売までを一貫しておこなっているから。その肉質のよさから「肉のながやま」の宮崎牛は大人気。店頭での販売だけでなく、飲食店やホテル、ふるさと納税と、多くの商品を提供するため、加工場はフル稼動しています。そんななか、少しだけ加工場におじゃまして人気の秘密をさぐってきました。

 

【いい肉をより安く。一貫体制で想いを実現】

 加工場では、ふるさと納税の支度に大忙しでした。薄切り肉をていねいに一枚一枚、シートにのせて整えていきます。さすがは、宮崎牛。見事にサシが入り、いかにもおいしそうです。しかも、スライス一枚が大きく、美しい。シートにのせて肉を並べるため、ごまかしがきかないといいます。

「私たちが直接、ふるさと納税のお客様にお会いすることはありませんが、リピーターの方が多いと実感しています。喜んでいただいている証拠だと受け止めています」
 と、現場のみなさんは口をそろえます。

 

 加工場にはベテランが多く、この道45年という職人の方もいます。ここでは、自社で仕入れから販売までを一貫しておこなうため、多くの職人さんが工程のすべてに長けているとか。仕入れた牛を出荷まで育てる牛舎での作業、枝肉からの骨抜き、肉のカットから店頭での販売までトータルで考えることができるため、お客様の喜ぶ顔を思い描きながら仕事をされています。

 

【牛1頭から取れる多彩な部位をニーズに応じて提供】

 加工場では、どのポジションでも技術が求められます。しかし、技術だけではうまく進められない仕事もあります。それが、販路を開拓する営業の仕事です。

 牛1頭からは、さまざまな部位が取れます。一方で、そのすべてを売り切らなければ、低価格で提供することができません。その難題に挑み、販路を開拓しつづけたのが、取締役営業部長の江口光二さんです。

「高校生のころから、ここでアルバイトをしていました。その当時からの職人さんが、いまも現役でお仕事されていますよ」
 と、江口さん。チームワークのよさがうかがえます。

 

【足を使って営業。信頼で販路を拡大】

  江口さんは高校を卒業後、そのまま「肉のながやま」に就職。20歳のころには、都城駅前にある店舗の店長を任されます。販売からやがて、スーパーやホテルへの卸し業務を担うようになり、販路の開拓に乗り出します。

「居酒屋さんを一件一件まわって、気に入ってもらえる商品を探るところからはじめました。さまざまな部位の肉を100グラムずつ真空にして持って行き、試食してもらって、評価していただく。多くの人に助けてもらいながらコツコツ営業をつづけ、10年くらいでようやく成果がでるようになりました」

 地道に仕事をすすめるなかで、同業者の知り合いも増えていったとか。自社の特長をいかに出すか。情報交換をしたり、お互い切磋琢磨しながら、肉を卸しているといいます。

 

「肉を販売する上では、需要が多くて足りなくなる部位と、反対に余る部位がどうしても出てきてしまう。需要と供給のバランスを取ることは、非常に難しいんです。だからこそ、肉をカットする前の枝肉のまま販売先が決まったときには、達成感を感じます」

 社長の期待に応え、めきめきと結果を出していった江口さん。昨年の11月から東京に営業所を構え、関東方面の業務拡大も行っています。次の目標は、全国のお客様にインターネットをつうじて「肉のながやま」のよさを伝えていくことだといいます。

 

【肉の日セールで、宮崎牛を庶民のものに】

 お客様と顔が見える関係をつづける都城駅前の店舗では、畑中友孝さんが店長として店を守っています。「肉のながやま」の未来を担う期待の新星です。

 

「ブロックの肉は、扱いやすいように真空パックにしています。このままでもお買い求めできますが、もちろん必要に応じてスライスを承りますよ」
 と畑中さん。

 それにしても、肉がキレイ。こんなにいい肉が、29日の「肉の日」には安くなるなんて、夢のようです。

「赤字覚悟の割引ですから」
 畑中さんの言葉が、心強い。この日を楽しみにしているお客様が多いというのも、うなずけます。

 

 29日の特売が終わったあとは、お疲れさまの意味を込めて、若いスタッフと飲み会を催すことがあるといいます。
「若手の恋愛話なんかも聞けたりして、楽しいですよ。スタッフ同士が仲よく、距離が近い。若い子たちを育てていきたいですね」
 と言う江口さんの言葉から、スタッフみなさんの関係のよさがうかがえます。

 郷土自慢の宮崎牛をより多くのお客様に味わってもらおうと奮闘する「肉のながやま」のみなさん。その心意気が頼もしく思えました。

 

〈編集部コメント〉

宮崎県民は日常的に宮崎牛を食べている。そう思われる方が多いかもしれませんが、宮崎県民にとっても宮崎牛は高級肉なのです。しかし、そこを覆そうとする「肉のながやま」さん。本当にありがたく思います。その心意気を体現するかのように、宮崎市内の直営店は、毎月29日の「肉の日」だけの営業。そう聞いて、ますます「ながやま」さんの本気を感じました。宮崎市民として、これは絶対、行かなければならない。郷土の誇りを地元の人間が知らずに、何を語れるのか!この挑戦を宮崎県民として、これからも応援していきたいと思います。

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