あえて言います。「肉と焼酎の街、都城市です!」。|宮崎県都城市ふるさと納税特設サイト

西村愛 あえて言います。「肉と焼酎の街、都城市です!」。

地域を愛する旅グルメ担当、西村 愛です。

牛、豚、鶏合わせた畜産産出額全国1位、また焼酎メーカーでここ何年もトップの座を譲ることのない「霧島酒造」の街である都城市へ初上陸。日本一の肉と焼酎を体験する旅をしてきました。
都城市の枕詞は「肉と焼酎」。とても魅力的で力強く、またわかりやすい魔法のような言葉です。
しかし日本全国を旅し、各地の地域と関わったからこそ<私たちは肉と焼酎の街です!>と一極集中、言い切ることがいかに難しいことなのか、私にはとても良くわかります。

この言い切るということが都城市の覚悟であり、まさにふるさと納税日本一の原動力です。
そして都城へ行って実際に体験した肉と焼酎が、見事なまでにパワーある商品であることも事実でした。

まずは焼酎市場をけん引する「霧島酒造」。
商品というのはその土地の持つ大地のポテンシャルを反映するもの。
天然水「霧島裂罅(れっか)水」の存在と長年の作り手の技により、日本で最も愛されている焼酎のひとつです。

 

また私たちが訪問した「新村畜産 都城店」は畜産から加工、そしてレストランと食肉販売まで、6次産業化を実現したお店でした。ここでは都城牛をはじめとして、質の高い県内和牛やお隣の鹿児島県産牛をリーズナブルに食べられます。

 

しかし私は今回の旅で気づいてしまいました。
実は都城市は肉と焼酎、これだけではなかったのです!

都城の盆地という地形を生かした茶葉生産。そしてこのお茶栽培にも都城の地下から湧き出る「霧島裂罅水」の存在が欠かせないものだということ。特に緑茶生産が盛んで宮崎県は日本茶栽培ランキング4位と高位置。産地見学した「大石製茶」は数々の品評会での受賞歴があるなど優秀な生産者も排出する都城です。

 

都城の自然からの恵みと生産技術、さらには五感を研ぎ澄ませて加工作業を行い、そしてそのお茶を美味しく淹れる人。市内のカフェ「日向時間」では急須を使った美味しいお茶の淹れ方を教わりました。
生産者の努力を無駄にしない。そんな気持ちが表れたお店でした。

 

また歴史の観点から見ても、都城はとても興味深い地域です。日本最大の荘園を治めた島津氏の惟宗忠久(これむね ただひさ)が初めて「島津氏」を名乗ったのも都城でした。そして、その島津荘を荒れ野から開拓するため建てられたのが神柱宮(神柱神社)。

この南九州一帯が農地として開発されていたということの証ですね。

 

旅の醍醐味は「予想していた安心感」と「新しい発見と意外性」。都城はその2つが見事に内在した街でした。

だからもう一度言います。都城は「肉と焼酎の街なんです!」と。
都城に足を運んだ皆さんはきっと日本一の肉と焼酎を堪能した後、「じゃない方」の都城に気づいてなお一層の奥深い魅力を感じることが出来るでしょう。
ふるさと納税をきっかけに、ぜひ都城市を訪れていただきたいと思います。

 

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食べあるキング 旅グルメ担当

西村愛

フード&トラベルライター、ブロガー。島根県ふるさと親善大使、出雲観光大使。サントリーやJALのWeb連載、
地域に関する書籍執筆多数。また自治体や団体で地域や旅に関するトークショーを行なっている。

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