絆溢れる地域が産む!新鮮野菜「笛水地区活性化委員会」 | 宮崎県都城市ふるさと納税特設サイト

都城市ふるさと納税特設サイト

2年連続ふるさと納税1位!
宮崎県都城市のふるさと納税特設サイト

幸せ上々、みやこのじょう 日本一の肉と焼酎、とっておきの自然と伝統

もっと!都城

トップ > もっと!都城 > 特産たくさん!お店訪問 > 絆溢れる地域が産む!新鮮野菜「笛水地区活性化委員会」

特産たくさん!お店訪問

絆溢れる地域が産む!新鮮野菜「笛水地区活性化委員会」

 都城市街地から車で約40分。思わず深呼吸したくなる澄んだ空気の山道をすすむと、茅葺屋根の農産物直売所が現れます。「茅葺の里 笛水」には、地域の皆さんが作る新鮮野菜が並びます。

 ここは、ただ野菜を販売するだけではなく、多くの地域の人を繋ぐ大切な場所なんだそうです。一体どんなストーリーがあるのか、「茅葺の里 笛水」の歴史をよく知る三名の方にお話を伺いました。

 

【住民たちの思いが結集した手作りの場所】

 地域をひとつにまとめる立役者でもある、笛水地区公民館長の春村光行さん。

 少子高齢化が進み、300人ほどになった笛水地区を活性化したいと始めたのが「茅葺の里 笛水」でした。家庭菜園で野菜を育てている高齢者が多く、1人で食べられる数には限りがあります。だったら、直売所で売れたらいいのではないかと農作物直売所を作ることにしました。また同時に、ただの直売所ではなく、「地域の人が集まれる場所、繋がれる場所を作りたい」という想いがあったそうです。

 ここは、文字通り住民の皆さんの「手」で作り上げた場所。100%住民の寄付で作ったものです。丸太から茅葺きまで、住民から無償提供があり、約1年かけてみんなでコツコツ作り上げました。

 

 春村さんには忘れられない一言があります。「茅葺の里 笛水」を始めたばかりのころ、あるおばあちゃんが「野菜が売れた!とても嬉しい!ありがとう」と。1週間でたった1000円の売上だったけれど、おばあちゃんにとっては価格以上に価値あるものだったのです。

 少しずつ、地域の皆さんの生きがいになってきたように感じ、この場所を作ってよかったなぁと心から思います。

 

【新鮮野菜の美味しさに感動して、わざわざ都内から訪れる人も!】

 「茅葺の里 笛水」の看板娘でもある 椎谷仁得さん。

 毎朝、野菜を届ける高齢者の方たち、そしてそんな野菜が大好きだと訪れてくれる方たちの交流の場所になっています。地域の方はもちろん、県内外から老若男女問わず集まる空間です。「ここに来ると普段話せないことも話せると心を許してくださる方も多く、嬉しく思います。」と笑う椎谷さん。

 あるとき、「茅葺の里 笛水」から届いた野菜セットが美味しかったからと、東京都内から遊びに来てくださった方もいました。その時期は蕎麦粉が入っていたのですが、『蕎麦は難しいので、ガレットにしたんですよ、と。私たちが知らないレシピを教えてもらい、次回の蕎麦粉にはガレットのレシピを一緒にいれる予定です。』
 商品をとおして交流がうまれたり、人を動かせるくらいの魅力があるのだと思うと、誇らしい気持ちになったと笑顔で話してくださいました。

 また、この場所があることで「笛水地区の宝」を再発見できています。美味しい野菜はもちろん、お店の看板を掘ってくれた木彫り名人、竹の葉でバッタを作る名人など、近くに住む皆さんの意外な才能にいつも驚かされています。

 

【「鮮度」という概念の違いに驚いた】

 笛水地区に地域おこし協力隊として、京都から移住された大原千佐子さん。

「自分が動くことを大事にされている、地域のリーダーでもある春村さん。そして、笛水の皆さんを把握され、心の支えとなっている椎谷さん。この地区の方々は、皆さん本当に親切で世話好きで、地元を愛する方ばかりです。」と前述したお二人を紹介してくださいました。都城弁で会話をする姿から、すっかり地域に溶け込んでいる様子が伺えます。

 笛水地区に住み最も驚いたのが「鮮度」の違いなんだそうです。なかでも、「去年の米は鶏の餌にする」と聞き、驚いたそうです。今年とれたお米だけを食べる直前に精米するという暮らしの豊かさに感動しました。

 今年で地域おこし協力隊としての活動が終了する大原さんは、笛水で高齢者のための「爪切り屋」さんを始める予定です。身体の関係や巻き爪などで、ご自身で切れないとおっしゃる方が多く、そんな方たちのお役に立てたらと話してくださいました。移住を決めたのは、笛水のあたたかい人たちとの繋がりでした。

 

【笛水の季節を感じて欲しいから。たった3回の贈り物】

 ふるさと納税では、笛水地区の皆さんがコツコツと育てた野菜たちを詰め合わせて送ります。高齢者の方が多く、どうしても数に限りがあるので、年にたった3回だけの贈り物です。旬のものを厳選してお届けするので、ぜひその美味しさと季節感を味わってみてください。

 収穫から梱包まで、笛水地区のみなさんの手で丁寧に仕上げています。

 

 「茅葺の里 笛水」ができてから、笛水地区のおじいちゃん、おばあちゃんたちがさらに元気になったそうです。それは、たくさんの「ありがとう」という言葉が聞けるようになったからかもしれません。

 

「ここまでこれたのも、笛水地区の皆さん、そして妻の協力があったからこそ。みんなが喜んでくれると自分も嬉しくなるんです。これからも笛水地区の魅力を多くの人に伝え続けていきたいですね。」そう語る春村さんの言葉からは、強い決意を感じました。

 移住者のサポートも充実させていきたいという笛水地区。いきいきした田舎で暮らしてみたいという方はぜひ訪れてみてください。美しい自然が育む「野菜」をきっかけに、これからも新しい繋がりが生まれるかもしれません。

 

〈編集部メッセージ〉

 「茅葺の里 笛水」に足を踏み入れると、なぜか心がほっと落ち着く気がしました。取材中も、子どもたちやご年配の方が行き来し、笑い声が溢れていて、自然と笑顔が伝播します。

 野菜はどれも大きくて、新鮮。いくつか買って帰りましたが、野菜嫌いの家族も思わずパクパク食べてしまうほど、味が濃く旨味溢れた美味しい野菜ばかりでした。

皆さんの笑顔に会いに、また笛水に行きたい。そう自然に思わせてくれる、優しく温かい笛水地区の皆さんとの時間でした。